小児看護の対象は、生命の発生から成人への移行期にある小児とその家族です。 この時期は成長・発達も著しく、小児期の生活習慣や健康への考え方が将来にわたる健康な生活に影響を及ぼすことも少なくありません。 成長・発達する小児を健康、疾病の両側面から捉え、ひとりの人間として成長・発達する過程の”子どもの理解”を中心に、子どもにとって病気・入院とは、発達の援助とは、遊びとは、学習とはなどについて考えていきます。