小児看護の主体は子どもです。しかし、子どもは家族による支援がなければ生活できず、発達や健康にも影響が生じます。 発達と健康、生活、環境を関連させて検討することで、看護の視点で子どもと家族の支援を探求していくことが可能になると考えます。
■取り組んでいる研究
- 自閉症スペクトラム障害児のきょうだいがもつ「まもり」に着眼した支援方法の構築。
ご協力いただいたごきょうだいのインタビューを基に支援方法を検討し、実践しています。 - 研究テーマ「乳幼児の発熱時における保護者の認識と行動の関連要因の解明」。
平成26年度に実施したインタビュー調査で明らかにした『乳幼児の発熱時における保護者の行動と認識』に関連する要因を明らかにするために、奈良県内の生後6か月~5歳児の保護者を対象に自記式質問紙調査を実施する予定です。 - 小児がんの子どものピアサポートに関する研究。